レポート

第4回 働く価値観(タイプ)別にみた働きがい向上ポイントに関する調査

5タイプで働きがい向上に影響するポイントは異なる結果に!

#働きやすさ #推せる職場 #組織改革

2024年5月に実施した「職場に関するアンケート」の結果によって判明した、働きがいを高める要因は「達成感」が一番という結果を踏まえて、人の価値観によって要因は違うのかについて、さらに紐解いていきます。

調査背景

当社にて2024年4月に発表した「“推せる職場”に関する定量調査」において、自分が働く職場を「働きがいを感じ、働きやすい職場」と回答した方は、全体の18%という結果でした。
そこで、今回のレポートでは、2024年5月に実施した「職場に関するアンケート」の結果によって判明した、働きがいを高める要因は「達成感」が一番という結果を踏まえて、人の価値観によって要因は違うのかについて、さらに紐解いていきます。

本レポートのサマリー

全体傾向としては、達成感等との相関が高いことが分かった「働きがい」
人の価値観(タイプ)によって、その向上ポイントは同じなのか否なのかを調査

調査の結果、以下のような結果が見えてきました。

  • 「制約の範囲内で成長・貢献はしたい」という「ワークライフバランス型」が全体の50%と一番多い結果に
  • 「働きがい」がもっとも高い結果だったのが、個人でスキルや経験を獲得したい「個人成長型」
  • 「働きがい」への影響因子は「ワークライフバランス型」では「達成感+成長・キャリア」、「個人成長型」では「達成感+ロールモデル・報酬」など、価値観(タイプ)により異なることがわかった

人の働く上での価値観を5つに分けて、働きがいとの関係性を公開

今回のレポートでは、一般の方々に回答していただいた働く上での価値観をもとに、働きがいにどのように影響するのかを調査しました。
調査結果から、価値観(タイプ)によって『働きがい』に影響するポイントが異なることがわかりました。

タイプ別のポイント

年齢別の傾向

続いて、回答者属性を見ると、女性の方が「ワークライフバランス型」が多く、「個人成長型」は男性の方が多い傾向となりました。
また、男性は年代が上がるほど「ワークライフバランス型」の比率が減少傾向となりました。

役職別の傾向

役職者別で見ると、役職が上に行くほど「楽さ重視型」は減る傾向にあり、「個人成長型」の比率が上がっています。その中で、課長クラスは「仲間重視型」、「昇進重視型」が相対的に多い傾向にあり、様々な価値観があることが見て取れます。

ワークライフバランス型における年齢・性別ごとのポイント

人数としては一番多かった「ワークライフバランス型」を年齢・性別さらに細かく見ると、特徴の違いが見て取れます。

調査概要

調査対象:株式会社マクロミル運営サイトに登録している20代~40代の社会人618名
調査期間:2024年5月15日~16日
調査委託先:株式会社マクロミル
調査方法:インターネットでのアンケート
集計方法:クロス集計

PDF資料版レポートについて

本調査の資料版データは、こちらよりダウンロードいただけます。

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